比熱とは何か?「温まりにくく冷めにくい」の要因
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2022/08/10
昨日の続きです。前回の問題を見ていない方はそちらからやってみましょう。
例題)震源からの距離が150㎞のA地点と190㎞のB地点があります。このA地点にP波が5時40分42秒に到達しました。その後、B地点には5時40分50秒にP波が到達しています。P波の速さは秒速何㎞でしょうか?また、地震の発生時間は何時何分何秒でしょうか?
前回、P波の速さが5㎞/sとわかりました。地震の発生時間を調べるため、もう一度①震源からの距離と到達時間を確認してみましょう。
①震源からの距離と到達時間
震源(0㎞)【 】―A地点(150㎞)【5時40分42秒】―B地点(190㎞)【5時40分50秒】
この震源(0km)にP波がいるときの時間が地震の発生時間になります。そこで必要になるのが震源からA地点までにかかった時間なのはわかりますか?その時間がわかれば、A地点の【5時40分42秒】からかかった時間を引けば、地震の発生時間がわかります。
②「きはじ」にあてはめる
震源からA地点までを移動するのにかかった時間は、時間=距離÷速さで求められますね。P波は5㎞/s、A地点までは150㎞なので、時間=150㎞÷5㎞/s=3秒とわかります。
③A地点の【5時40分42秒】からかかった時間を引く
地震の発生した時間は、A地点の【5時40分42秒】から3秒前、よって【5時40分39秒】となります。
地震の問題にはグラフを使ったものもあるのでいろいろな問題にチャレンジしてみましょう!