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毒入りスープと銀食器

query_builder 2022/11/15
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中世のヨーロッパではよく毒を使った暗殺が行われていました。王族はそれを防ぐために銀食器を使い毒を検出しようとしていたのです。この時代、主に暗殺で使用されていた毒は「ヒ素」でした。ヒ素を食事(特にスープ)に少しずつ入れることで体を弱らせていったわけです。この時代のヒ素は不純物が多く、銀と反応する硫黄が混ざっていることが多かったのです。中学生の皆さんはわかりますね。銀Agと硫黄Sが反応すると硫化銀Ag₂Sとなります。この硫化銀になると銀は白から黒へ変色します。この変化があったことから、銀食器を使用すれば毒があるか見分けられると考えられたわけです。しかし、ヒ素自体は銀と反応しないため完璧とはいいがたいものです。それに、毒としてヒ素が使用されなければ高い銀食器でも毒は見分けられません。そのため現在では、銀食器は高級品としてしか価値がないのです。

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