朝型の人の勉強法
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2024/09/12
みなさん、こんにちは。
昨日は、世界で一番硬いと"されていた"ダイヤモンドについてお話しました。
しかし、実際はダイヤモンドよりも硬度の高い石が存在します。
鉱物の硬さは、"モース硬度"という値で表されます。ドイツの鉱物学者、モースが提唱したモース硬度は、国際的な基準となっています。
モース硬度は、傷の付きにくさと考えてOKです。硬度1が最も柔らかいです。
ダイヤモンドのモース硬度は最高の10とされていますが、ウルツァイト窒化ホウ素という物質はダイヤモンドの1.18倍、カルビンはダイヤモンドの3倍の硬さだと言われています。
その丈夫さを活かし、ウルツァイト窒化ホウ素もカルビンも工業用に使われています。
ウルツァイト窒化ホウ素は、ダイヤモンドに似た性質を持っています。また実は、カルビンはダイヤモンドとおなじく"炭素"で構成された、炭素の同素体なのです。
炭素には、グラファイト(黒鉛)、フラーレン、ダイヤモンド、カルビンといった同素体が存在します。ダイヤモンドの結晶は無色透明ですが、カルビンは見た目は黒鉛のような黒っぽいものになっています。
改めて、同じ元素から構成された物質でも原子の配置によってこんなにも性質が変わるのですね。
みなさんもぜひ、いろいろな元素の"同素体"や物質の"硬度"について調べてみてください。