中国語の部屋
みなさん、こんにちは。
みなさんは、"思考実験"をご存知てしょうか。
思考実験とは、現実世界で実験するわけではなく、ある特殊な状況を設定して、理論上どのような結果になるかを脳内で追求する実験のことです。
"シュレディンガーの猫""囚人のジレンマ"なとが有名ですね。
さて、思考実験には他にも"中国語の部屋"というものがあります。
英語しか理解できないイギリス人を、部屋に閉じ込めます。(頭の中で閉じ込めるので安心してください😅)部屋の外からは、中国語で書かれた手紙が定期的に届きます。
イギリス人は中国語を理解できませんが、部屋の中にある"中国語マニュアル"を読んで返信していきます。マニュアルには、例えば"你好吗?→很好"と書いてあります。この質問や、答えの意味は書かれていません。
しかし、次に来た手紙に"你好吗?"と書かれていたら、イギリス人は"很好"と答えることができますね。
このようにして、イギリス人は質問の意味を理解しないまま、手紙に回答することができてしまいます。
これは、イギリス人をコンピュータ内部のCPUに例えた話です。コンピュータは命令を受けるとマニュアル通りに回答できますが、言語の意味を理解しているわけではありません。したがって、マニュアルに載っていない"你好吗は日本語でなんという意味?"と聞かれても答えられません。
コンピュータは人間のように計算ミスをせず、組み込まれた命令には完璧に答えることができますが、人間のように見たことのない問題をみたときに自分の知識を総動員させて"応用"することはできないのです。
この話は思考実験としても面白いですし、コンピュータの性質を表した分かりやすい例えでもありますね。他にも、面白い思考実験がたくさんあるので調べてみてください。