"まじ、やばい"江戸時代
みなさん、こんにちは。
みなさんは、日常会話で"マジ""やばい"を使いますか?
友達と会話するときは、周りが使っていて自分が使うこともあると思います。
この現代っ子満載の"マジ""やばい"という言葉…、実は、江戸時代から存在していたのです。
この話は結構有名になっていて、私もはじめて知ったときは"マジで!?"と思いました…。
江戸時代には"歌舞伎""落語"などの文化が流行りましたが、芸人の楽屋言葉として現代と同じ"真面目に"という意味で"マジ"が使われていたのです。
例えば、ある歌舞伎の演目に"まじな心を知りながら"というフレーズが出てきます。
また、歴史の教科書にも出てくる十返舎一九の滑稽本"東海道中膝栗毛"にも、"やばなこと"というフレーズが使われているそうです。ちなみに、"やばい"とう言葉の語源は"矢場"から来ているようですが、そこに至るまでのエピソードは若干"やばい"ので、どうしても気になる方だけ…調べてみてください。
ついでに、江戸時代には"つぁ"という言葉をあらわすのに"゜"という記号が使われていました。たとえば、"おとっつぁん"は"おとつさ゜ん"と書かれていたのです。
こうしてみると、はるか昔であるはずの江戸時代がなんだか近未来的に感じられます。しかし実際は、もともと書物にも表記される正式な言葉であった"まじ"などの言葉が、かなりくだけた表現として現代に再流行したのだと考えられます。
どちらにしても、"やばい、まじ"という言葉は友人とのたわいもない会話などに使い、目上の方に対してや文章を書くときには使わないようにしましょう。
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