バグの発生
みなさん、こんにちは。
みなさんは、"バグ"という言葉を日常的に聞いたり、使ったりするでしょうか。
"バグ"は現在でもコンピューター用語として、"不具合が発生した"ときに使われます。
コンピューターとは関係ない日常の会話でも、"脳がバグった"といった使われ方をすることがあります。同じように、不具合が起こった時ですね。
さて、この"バグ"という言葉にも、起源があります。アメリカの計算機学者・グレース・ホッパーは、1940年代にトランジスタ式計算機、Mark II、Mark IIIの開発を行っていました。そのとき、Mark IIが突然停止し、原因究明に当たりましたが、ビル・ビュルケが機械の隙間に蛾が挟まっていることに気づいたのです。
英単語の"bug "の意味はもともと"虫"という意味があります。当時の記事に"バグが発見された"と表記され、以後、虫とは関係のないコンピューターの不具合も"バグ"と呼ぶようになりました。
ちなみに、グレース・ホッパーは女性で、プログラミング言語"COBOL"を開発したスーパープログラマーです。彼女の名言に"If it's a good idea, go ahead and do it. It is much easier to apologize than it is to get permission.(良いアイデアなら、どうぞやってください。 許可を得るより、謝る方がずっと簡単です。)"
という言葉があります。開発者の鑑ですね。
開発に"バグ"はつきものです。みなさんも、挑戦しようとしていることは恐れず、続けてみてください。
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