苦手科目の克服
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2025/04/17
みなさん、こんにちは。
今日は少し難しい話です。内容は難しいんですが、おもしろいんですよね…。
私達の世界には様々な物質が存在し、どの物質もこれ以上分けることのできない"原子"という粒でできています。
原子の中には原子核があり、その周りを電子が回っている状態です。ここまでは中学や高校の理科で習いますよね。
その先の話として、科学の世界では今でも"素粒子"というものについて研究されています。ニュースでも聞いたことがあると思いますが、なぜこれだけ"素粒子"が研究されているのだろうと疑問に思ったことはないでしょうか?
そもそも素粒子には種類があり、一番身近な素粒子がこの"電子"です。
電子は−の電気を帯びていますが、電子には"相棒"がいます。
その相棒は"陽電子"と呼ばれ、質量も形も電子と全く一緒なのに、プラスの電気を帯びているという、性質が全く逆の存在なのです。(名前のよく似た陽子というものがありますが、陽電子とは別物です。陽子は電子に比べ質量もはるかに大きいですね。)
電子と陽電子、性格が違う双子のようですね。
このように、素粒子にはそれぞれ相棒がいて、自分と相棒が合体したときにエネルギーが生まれたり、逆にエネルギーから自分と相棒を取り出したり、かたわれである相棒がどこに行ったか探したり…。このあたりの研究がなされています。
すごく難しい話ですが、宇宙の誕生にまでつながる壮大な研究です。みなさんもぜひ、少しでも興味があればいろいろ調べてみてください。