苦手科目の克服
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2025/04/17
みなさん、こんにちは。
以前、効率の良い復習方法についてお話しました。
私達の脳は、情報を整理して覚えるものと忘れるものを取捨選択しています。
エビングハウスの忘却曲線という、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによって提唱された概念があります。この曲線は、我々が情報を習得した後、時間の経過ともにその情報をどのように忘れていくかを示すものです。
一般的に、情報を学習した直後は記憶が最も強く、その後時間が経つにつれて徐々に忘れていく傾向があります。エビングハウスは、情報の忘却が急速に起こり、その後は緩やかに忘れられていくことを示したグラフを用いてこの概念を説明しました。
忘却曲線を考慮して学習する際には、記憶が最も強い段階での復習を積極的に行うことが大切です。定期的な復習や情報の強化を通じて、忘却曲線を緩やかにすることができます。
復習するのに良いタイミングは、学んだ内容からそれほど時間が経過しないうちに行うことがおすめです。短期的な記憶を定着させるために、授業や学習を終えた直後や翌日に復習すると効果的です。その後も定期的に復習を続けることで、長期的な記憶にもつながります。自分にとって最適なタイミングを見つけて、効果的な復習を心がけてくださいね。